GoogleとAppleの根本的な違い【哲学・思想編】

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シリコンバレーの企業で比べられがちな「Google」と「Apple」。

両者とも革新的な商品やサービスを次々生み出しています。

スマートフォンなど、同じジャンルでの製品をリリースしていますが、哲学には大きな違いがあります。

今回はGoogleとAppleの違いを見ていきます。

GoogleとAppleの根本的な違い

Googleは「人間らしい日常」を叶えるためにITを使う

ザ・プラットフォーム:IT企業はなぜ世界を変えるのか?によると、Google Nowの開発当時に、CEOのラリー・ペイジが以下のような発言をしていたそうです。

「俺はセルゲイ・ブリンと未来についてのバカ話をするのが大好きなんだ。だからこれから行く先の渋滞情報が自動で届けば、余計なことに気をめぐらせずにバカな話を、少しでも長く続けられるじゃないか」

つまり、Googleは、コンピューターにできることはすべて自動的にコンピューターに任せることで、人間らしい日常を実現させるためにITを使うという哲学があることがわかります。

Appleは「人間を変える」ためにコンピューターを使う

「人類の一員として、私たちは医学や法律やビジネスやエンジニアリングの発展を担っている。

そして、その活動の根底には己の存在があり、情熱がある。

一体、自分は何者なのか。その情熱が人類の歴史に寄せる『ヴァース』なのだ」

──このコンセプトビデオを通して、アップルは私たちに「人類は『ヴァース』をつくる情熱を持っているのだ」という共有価値観を伝えているのです。

「他人と違ってもいい。お前は強く生きられるのだ」というように、アメリカ人の好みが反映された、極めてアメリカ化された「禅(ZEN)」です。

これがアップルの共有価値観にかなり近いと感じます。

本来の「禅」はそのようなわかりやすい生き方に対するメッセージはありません。

Appleは、製品を通して「あなたの情熱を表す表現を助ける」ことを目的としています。

つまり、Appleにとってのコンピュータは「人間を変える存在」なんですね。そこに潜在的に気付く人たちがAppleの虜になっているのではないでしょうか。

コンピューター=自己表現をするツール

という哲学こそが、他の企業が作る「作業のためのPC」とは一線を画すものだし、多くの信者を生み出すのではないでしょうか。

GoogleとAppleの違いまとめ

いかがでしたか?

どちらも利益のための企業ではなく、「価値観・思想・哲学に合わせた製品をビジネスにする」というコダワリがあることがわかります。

そうすることで、結果的に圧倒的な価値を持つ企業に育てることができるのです。

「安いから買う」という値段勝負ではなく、「Googleだから使う」「Appleしか使わない」という、ファンが生まれ、安定したビジネスを続けられます。

Google:人間しかできないことを実現するためのコンピュータ
Apple:人間を変える、情熱を表現するためのコンピュータ

と言ったところでしょうか。

企業経営には、ただ利益を追い求めるのではなく、会社の商品・サービスを通して、実現したい思想や哲学を持つことが重要だとわかります。

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ABOUTこの記事をかいた人

平井隆嗣

メディアオプティマイザー 平井 隆嗣
アプリプログラマー、Webデザイナーなどを経験。現在は神田昌典公認 事業創造コーチの資格を持つ師匠"フィクサーS"と共に独立後の成功・失敗体験を活かし、「起業・複業をしたい人・している人のメディア作り」をお役立ちする『メディアオプティマイザー』として活動中。