人間の選択肢を増やす。Googleが目指す「マインドフルネス」の世界

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Googleのミッション(使命)はご存知ですか?

Googleのミッションは「Organize the worldʼs information and make it universally accessible and useful」です。

Google Japanには「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです」と書かれています。

人間の選択肢を増やす、「マインドフルネス」の哲学

ミッションはとてもシンプル。

検索エンジンもGoogle MapsもYouTubeも、すべてこのミッションにもとづき、情報を集めて整理し、どこからでもアクセスできるように日々改善しています。

このミッションがきちんとビジネスで活かされているのが素晴らしいです。

以下のGoogle Glassのコンセプトビデオでは、そのミッション、哲学がよく現れたものになっています。

動画に秘められたGoogleの哲学は、まさに「マインドフルネス(Mindfulness)」。

Google Glassはまさにマインドフルネスを目指して開発されています。

  • メールを気にせずにハムエッグサンドを大事に味わう
  • 犬と触れ合う心の余裕を持つ
  • ポスターを見たときにウクレレをやりたいと思っていた自分に気づく

など、自分が能動的に動ける場面が多く登場します。

余計なことや本来気にしなくていいことはGlassが全て処理してくれるので、このようなことができました。

批判の多くは哲学を理解していないから

このコンセプトビデオが公開された当初「視界に通知が出てくるのはうざい!」と言う人がいたそうです。

しかし、そうした評価は、Googleの哲学を考えれば、真逆だということがわかります。

脳のつくり的に、人間は見慣れた道を無意識に選びます。脳が疲れないための仕組みです。

ただ、カーナビを使えば、初めて通る道に挑戦しやすいですよね。

「到着時刻がほぼ同じなら、今日は違う道で行こう」という判断も簡単にできます。いつもと違うからこそ、新しい発見があるのです。

Ingressが見慣れた風景を変えた

位置情報を使ったゲーム「Ingress」はGoogleの子会社である「Niantic」が開発に関わっているのですが、Ingressのプレイヤーは、地元の街を探索していると、いつもは何気なく見ている風景が日々違うものに変わっていることに驚くそうです。

ゲームを通じて、新しい風景の発見ができるわけです。

ただのゲームに感じますが、これもGoogleの哲学を反映したものだとわかります。

Googleが目指す未来

Googleには「Zero Click Search(ゼロ・クリック・サーチ)」という考え方があるのをご存知ですか?

現在は検索するときにユーザーが検索窓に単語を入力しなければいけませんが、入力すること、検索結果を選ぶことすらもなくしたい。という発想がゼロ・クリック・サーチです。

機械ができることは機械に任せることで、たった今人間しかできないことである「目の前にある現実やそこに広がる可能性に集中する」ことを目指しているのです。

その発想が「マインドフルネス」なのです。

グーグルの目指す世界は、人間が選択肢を増やし、能動的に生きる手助けができる世界を作ることなのです。

ラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリンの思想とは?

大きなミッションを持ち、それをビジネスにしている2人の経営者は、どのようなことを考えてGoogleを育てているのか?

次回は2人の名言や考えを取り上げます。

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ABOUTこの記事をかいた人

平井隆嗣

メディアオプティマイザー 平井 隆嗣
アプリプログラマー、Webデザイナーなどを経験。現在は神田昌典公認 事業創造コーチの資格を持つ師匠"フィクサーS"と共に独立後の成功・失敗体験を活かし、「起業・複業をしたい人・している人のメディア作り」をお役立ちする『メディアオプティマイザー』として活動中。