2021/11/15

コンテンツマーケティング入門 ユーザーニーズの調べ方

 

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アントレプランナー通信 代表。 夢をカタチにしたいという人たちを応援するため 英語圏の情報を中心に、アイデアなどを提供しています。

いざ、コンテンツマーケティングを行って集客しようと思っても、何から始めればいいのかわからないという人は多いですよね。

では、最初に行うべきことは何か。それは”ユーザーニーズのリサーチ”です。

なぜ、ユーザーニーズのリサーチが必要なのか

 

マーケティングとは、セールスを不要にすることである。とピーター・ドラッカーが語っていますが、では、人はどんな時にセールス不要の状態でビジネスを展開することができるのでしょうか?

それは、相手が欲しいものを欲しいタイミングで提供できた時。

つまり、相手が何に悩み、何に不安や不満を持っているのかを理解し、その問題を解消できるとわかった時です。

しかし、残念なことに、多くの事業主は自分”なり”に相手の悩みや不安、不満を勝手に想像し、その解決策を提示してしまっています。

自分”なり”ではなく、数字とデータを元にニーズを把握して、セールス不要の仕組みづくりをするためにも”リサーチ”はとても重要な工程なのです。

マズローの5段階欲求を理解する

本格的なリサーチに入る前に、マズローの5段階欲求を理解しておきましょう。

段階の一番下から順番に、

1.Physiological needs:生理的欲求
2.Safety needs:安全の欲求
3.Belongingness & Love need: 所属と愛の欲求(社会的欲求)
4.Esteem needs:承認(尊重)の欲求
5.Self-actualization:自己実現の欲求 

1段階目の生理的欲求が最も高い動機付け(ニーズ)になり、1段階目が満たされることで初めて次の段階へと向かいます。

最もセールスを不要とする段階は1段階目。最もセールスが難しいのは5段階目となり、基本的に、段が上がるごとに価値も高くなる(=支払う金額も上がる)とされています。

ただし、時と場合によっては、生理的欲求や安全欲求の段階でも大きな対価を支払うケースもあります。

まずはあなたの見込み客はどの段階にいるのかをチェックしましょう。

どんな悩みがあるのかユーザーニーズのリサーチをする方法

あなたの業種において、ユーザー(理想の顧客)はどんな悩みを抱いているのか。チェックする方法は3つあります。

1)Q&Aサイトで生の声を拾う

Yahoo!知恵袋などに代表されるQ&Aサイトにアクセスし、あなたの業種に関連するキーワードで検索してみましょう。

同じような質問が多い項目や閲覧数が多い質問は要チェック。

・Yahoo!知恵袋
https://chiebukuro.yahoo.co.jp/

・OK WAVE
https://okwave.jp/

2)検索キーワード調査ツールを使う

Googleのキーワードプランナーなどのツールを使い、検索キーワードの種類や大まかなボリュームをチェックしていきます。

自分が集客キーワードとして考えていたものが、思っていたほど検索ボリュームがないことやその逆のことも把握できます。

ただし、キーワードプランナーは広告出稿者でなければ具体的なボリュームが把握できないため、他の無料ツールを使うことも検討してみてください。

例)http://aramakijake.jp/

3)Google Search Consoleを使う

既に自社サイトをGoogle Search Consoleに登録している場合、検索アナリティクスのクエリにチェックを入れることで、あなたのサイトがどんな検索キーワードで表示またはクリックされたかが分かります。

自分たちが考えているようなキーワード以外でも表示されることがたくさんありますので、そのキーワードをチェックし、記事をリライトすることでアクセス数を増やしたり、さらなる上位表示をさせることも十分可能です。

もちろん、Google アナリティクスを使ったデータ分析も行ってほしいですが、ウェブサイトのSSL化によって、not providedという表示になってしまい(どんなワードを検索してアクセスしたかわからない)、

キーワードリサーチを行うのが困難のため、Google Search Consoleでリサーチすることをおススメしています。

補足:悩み系キーワードリサーチをする際のヒント

その他にも悩み系のキーワードをリサーチするヒントとして、5つのポイントをご紹介しておきます。~の部分にキーワードを入れて検索ボリュームなどをリサーチしてみましょう。

1.~できない
2.~するには?
3.~したい
4.~する方法
5.~してほしい

の5つです。

まとめ

ユーザーニーズをリサーチする方法は今回ご紹介した以外にもたくさんあります(雑誌の表紙をリサーチしたりなど)。

まずは、今回ご紹介した基本的なリサーチを行い、ユーザーニーズを徹底的に把握しコンテンツを作る際のヒントにしていきましょう。

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