2018/05/06

Challenge Star 一般社団法人MAKOTO 島さんにインタビュー

 

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アントレプランナー通信社 代表。 主に英語圏の情報とを通して、事業主の一番の壁てある集客、特に見込み客を集めるための企画支援を行っています。

今回は、東北を中心にクラウドファンディングサイト チャレンジスターを運営されている一般社団法人MAKOTOのアソシエイト 島征史さんにインタビューさせていただきました。

なぜ、一般社団法人MAKOTOが立ち上がり、クラウドファンディングチャレンジスターが発足することに至ったのか。こちらからチェックしてください。

きっかけは3・11

佐藤:「早速ですが、一般社団法人MAKOTOが立ち上がった理由を教えて頂いても宜しいでしょうか?」

島さん:「はい。ありがとうございます。一般社団法人MAKOTOは、震災を機にできた企業で、スタートは2011年の7月です。きっかけは、被災各地のいろんな起業家が立ち上がるというのが予想できておりましたので、そのような方々の支援をできないかということで立ちあげようと思ったことですね」

佐藤:「その中で、一番最初に立ち上げたプロジェクトはどんな内容だったのでしょうか?」

島さん:「一番最初はコワーキングスペースです。これが立ち上げから1年弱後にできまして、仙台駅から10分強、東口にcocolinをスタートさせました。起業家の最初のハードルとなる場所の問題を手助けできないかということのがきっかけです。」

その次に立ち上げたのがChallenge Star 

佐藤:「そして、その次に立ち上げたプロジェクトが、今回インタビューさせて頂いているChallenge Starプロジェクトですね。」

島さん:「はい。その通りです。Challenge Star としては、被災地の起業家 志がある方もたくさんいらっしゃって、それまでも支援をさせて頂いていたんですけれども、とはいえ、大きなことをするには資金も必要だったり、知名度が不足しているという問題があったんですね。そこでクラウドファンディングを立ち上げることで、さらにお役に立てないかなっと考えたのがきっかけですね。」

 

佐藤:「実際に立ち上げてみて、すぐにプロジェクトの応募は集まったのでしょうか?」

島さん:「いえ、我々のつながりのある起業家の方々のみを最初は掲載してました。なので、どちらかというと、誰でもOKですというよりも、世の中の役に立とうという思いが人一倍強いと思う方に、私どもから声をかけて実践していたという感じですね。」

佐藤:「なるほど。今現在、HP上にたくさんのプロジェクトがあって、応募みたいな形に見えたのですが、それは最近ということなのでしょうか?」

島さん:「そうですね。それはこの1年くらいになります。」

クラウドファンディングのハードル

佐藤:「そうなんですね。ありがとうございます。ここからさらに詳しく知りたいことがありまして。私の所にもクラウドファンディングについて相談される機会があるのですが、実際クラウドファンディングには興味があるけど、私なんかがやっていいものなのでしょうか・・・ という悩みが多いんです。そのような方は、まさにMAKOTOさんの所にも多くいらっしゃると思うのですが、その場合どのようにお伝えしていますでしょうか?」

島さん:「もちろん誰でもいいというわけではないとは思ってますけど、事業と内容としては身近な起業。いわゆるライフスタイル型という人でもどんどんチャレンジして欲しいと思ってます。確かに震災直後は、大きなプロジェクトがメインで比較的資金も集まりやすかったのですが、今は逆に大きなプロジェクトだから集まるとか 小さいプロジェクトだと誰も支援してくれないということはほとんどないんです。」

佐藤:「確かにそうですね。チャレンジスターさんのものを見ていてよくわかります。」

島さん:「そこで実際にあった事例を一つご紹介したいのですが・・・」

郡山市の普通の主婦が実践したクラファン

島さん:「郡山在住で、前にパン屋さんで修行していたという普通の主婦の方がいらっしゃたのですが、ご結婚後は子育てをされていたんです。そして、子育てがひと段落したときに何かやりたいという気持ちになり、その時に私どもとたまたまご縁を頂いて、パン屋さんやりましょうっという話になったんです。」

 

※画像 http://www.challengestar.jp/ より転載

佐藤:「おーー。それでどうなったんですか?」

島さん:「目標設定を15万円ほどに設定して、結果は16万円ほど集まりました。」

佐藤:「目標達成されたんですね!」

島さん:「そうなんです。何より、このプロジェクトの興味深い点は、共感したから支援するという今までのクラウドファンディングの資金調達方法ではなく、もっと身近なおいしそうだから支援するという動機でOKということ。そして、パンとジャムをお渡しすると利益はほとんど残らなかったのですが、パン屋さんをオープンする前に、お客さんを開拓することができたという点で、とても主婦の方は喜んでおられていたことなんです。これは、これからの地域集客にも大きなヒントになると思っています。」

逆に地方ではWEBよりチラシが有効

佐藤:「次に、うまくいかなかった人たちの事例も教えて頂くことは可能ですか?」

島さん:「はい。もちろん大丈夫ですよ。うまくいかない人たちの共通点はいろいろあるのですが、一番はやはり、クラウドファンディングに出せば資金が調達できる思っていることですね。これは大きな間違いで、特に地方はウェブのリテラシーがあまり高くないので、実際資金を集めるためには、発信力やブランディング さらにはチラシなどで認知を高める必要があるんです。」

佐藤:「えっ、チラシですか?!」

島さん:「そうなんです。チラシでプロジェクトのことを知って支援したいという申し出をされた方もたくさんおられました。そういう意味でも、ウェブの発信力だけでなく、地元での活動もとても重要であること。反対にプロジェクトを立ち上げたら終わりではうまくいかないということですね。」

クラウドファンディング=資金調達 では決してない

佐藤:「最後に、これからクラウドファンディングを始めたいという方にメッセージをお願いいたします。」

島さん:「はい。ありがとうございます。今回の事例をお伝えしてご理解いただけたかもしれませんが、クラウドファンディング=資金調達ということでは決してないんですね。郡山のパン屋さんのように、自分のお店を知ってもらうためのきっかけに活用するという方も最近増えてきました。地域を盛り上げるために一歩を踏み出したいけど認知度がなくてどうしようとか、ゼロからスタートするけどどのくらいニーズがあるか知りたいという場合にも どれだけ応援してくれる人がいるのか 興味を示してくれる人がいるのかを知るツールとして使ってみるといいと思います。」

佐藤:「ということで、今回は一般社団法人MAKOTOのアナリスト島さんにインタビューさせて頂きました。今日は、長い時間とてもためになるお話を聞かせて頂きありがとうございました。」

島さん:「こちらこそありがとうございました。」

メディア情報

一般社団法人MAKOTO ホームページ
http://www.mkto.org/

Challenge Star
http://www.challengestar.jp/

郡山のパン屋さんのプロジェクト
http://www.challengestar.jp/project/s/project_id/31

 

インタビュー:2016年6月

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