2021/11/15

マーク・ジョイナー(Mark Joyner)ってどんな人?

 

この記事を書いている人 - WRITER -
アントレプランナー通信 代表。 夢をカタチにしたいという人たちを応援するため 英語圏の情報を中心に、アイデアなどを提供しています。

マーク・ジョイナー(Mark Joyner)は、作家、投資家、シリアルアントレプレナーであり、SimpleologyのCEOでもあります。

彼の書籍は、30か国以上、20の言語で翻訳されています。日本では、「オレなら、3秒で売るね」が有名ですね。

1時間2000ドルの電話コンサルティング

マーク氏はもともとEコーマーすの先駆者として活躍し、紙の書籍販売だけでなくEbook販売でも大きな成果を収めています。

マーク氏はGuru’s Guruとも呼ばれ、その業界の第一人者として知名度もあります。

そんな彼のコンサルティングは、1時間最低でも2000ドル(日本だと20万円以上)にもかかわらず、行列が絶えません。

インテグレーション・マーケティング

マーク・ジョイナーと言えば、インテグレーション・マーケティングです。

インテグレーションとは”統合する”という意味で、マーク氏の言葉をお借りすれば、

The integration of one marketing process into another.
(ひとつのマーケティングプロセスを他のものに統合すること)

が、インテグレーション・マーケティングのコンセプトになります。

ジョー・シュガーマンのインフォマーシャルから学んだこと

マーク氏がインテグレーション・マーケティングという定義ができる前、ダイレクトマーケティングのパイオニア ジョー・シュガーマンから大きな利益を上げる会社の共通点があることを知り、その具体的な法則をシュガーマン氏から学ぶことができたと語っています。

今では当たり前の、800ナンバー(フリーダイヤル)を使ってテレビショッピングで商品を販売をしたり、電話で商品の購入受付後に、おぺらーたーからアップセルやクロスセルを展開するという方法もシュガーマンから学んだそうです。

その方法を応用して、Ebookのセールスページから申し込み完了後に飛ぶいわゆるサンキューページにワンタイムオファーを行いアップセルをしたり、クロスセルの単会を行うことで売り上げが10倍以上になることもありました。

クロスセルでは、フロントエンドう商品購入後に違う商品の1カ月無料トライアルを付けたところ、顧客が3倍以上に増える結果となりました。

マクドナルドのエクスターナルマーケティング

ご一緒にお飲み物にコカ・コーラはいかがですか?と聞かれることがあるかもしれません。

なぜ、マクドナルドでは飲み物にコカ・コーラ製品を販売しているのでしょうか?マクドナルド社≠コカ・コーラ社にもかかわらずです。

インテグレーション・マーケティングの本質は、”マーケティング・バリューを統合させること”。つまり、マクドナルドのマーケティングバリューの中に、コカ・コーラ社のマーケティング・バリューを統合することに成功できた事例と言えます。

マーケティング・バリューは、店舗そのものだったり、ブランドイメージ、オファーだったり様々な側面があります。

コカ・コーラ社は、自社で販売拠点を設けていません。マクドナルドはもちろん、その他のファーストフード店、ガソリンスタンド、スーパーやコンビニ、自動販売機や温泉のお土産屋さんなど相手の土俵を借りて商売をしているため、不動産コストはほとんどかかりません。

これもインテグレーション・マーケティングの魅力でもあります。

IBMとMicrosoft

同じような事例で無名だったMicrosoft社のOSをIBMのハードに導入したことで、IBM がお金をかねてマーケティングやPR をすればするほど、Microsoft社は一切お金をかけずに自社の知名度向上につながっていくというわけです。

IBMとしても優秀なOSを組み込んだことで、PCのシェア率を伸ばしていきました。

理想と現実のギャップを簡単に埋める方法

1時間2000ドルのコンサルティングを行っている際、経営者や起業家の悩みに共通点があることがわかりました。

それは、1日の生活の中で、余計なものに時間を取られてしまっていること。SNSやメールチェックで1日の大半の時間がとられてしまっており、目標達成までの期間が長くなってきているということです。

その悩みを解決するために立ち上げたのが、Simpleologyです。

どれだけ余計なことに時間を費やしているのか

Microsoft社の調査によると、アメリカ人は平均して週に45 時間働いているが、そのうち、16 時間はまったく生産性の無い活動に費やされているそうです。

もし、16時間のうち、半分でも価値あるものに時間を使うことができれば、生産性が上がり、最短距離で目標達成ができるようになることは間違いありません。

Simpleology 5 Laws

では、どうすれば時間を効率よく使うことができるのか。そのひとつの施策として、5つの法則をご紹介します。

1.The Law of Straight Lines(一直線の法則)
2.The Law of Clear Vision(明確な目標)
3.The Law of Focused Attention(注意を集中させる)
4.The Law of Focused Energy(エネルギーの集中)
5.The Inescapability of Action/Reaction(逃れられない行動と反応)

言い換えると、

1.最短距離で目標達成に向かうにはどうすればいいですか?
そのために障害となっていることは何ですか?
2.あなたの目標は誰が見てもわかりやすいものですか?
3.あなたが得たいたったひとつのものは何ですか?
4.あなたは目標達成のために集中すべきことは何ですか?
5.あなたが今していることは望むところに方向に近づいていますか?それとも遠ざかっていますか?

インテグレーション・マーケティング そしてSimpleology。マーク・ジョイナー(Mark Joyner)氏から学べることはまだまだたくさんありそうです。

この記事を書いている人 - WRITER -
アントレプランナー通信 代表。 夢をカタチにしたいという人たちを応援するため 英語圏の情報を中心に、アイデアなどを提供しています。
 

  関連記事 - Related Posts -

 

  最新記事 - New Posts -

 

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Copyright© アントレプランナー通信 , 2017 All Rights Reserved.