NEXT!インタビュー企画 杉山薫さん

 

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アントレプランナー通信社 代表。 主に英語圏の情報とを通して、事業主の一番の壁てある集客、特に見込み客を集めるための企画支援を行っています。

NEXT!『新しい生き方、働き方で ライフワークをデザインしよう』をテーマにインタビュー企画を行いました。

期待と挫折の学生時代。

ヒトやモノが流行ることを目の前で見てきた会社員時代。

自分の感覚に戸惑いながらも、20代後半から目指したプロデューサーという職業。

 

今回は、キャリアコンサル、講師業、芸能の3つの業務を中心に業務拡大中の

Producing office SOLEIL代表の杉山 薫さんにお話を伺いました。

 

 

現在の事業を始められたきっかけを教えてください

 

大学卒業後に就職した会社の社長の影響です。

株式会社バックステージプロジェクト、と言う現役時代のX JAPANやLUNA SEA等のロックバンドのコンサート制作をしている会社に入社したのですが、そこで代表取締役の杉本圭司社長との出会いがなかったら、私がプロデューサーを目指すことはありませんでした。

 

杉本社長は本物のエンタテインメントを発信されている方で、私は当時秘書として、社長が世の中に「感動」を提供している姿を見て、私も杉本社長のように、本物のエンタテインメントを発信出来る人になりたいと思ったことが、今の仕事を始めた理由です。

 

現在の事業をする上で大変だったことはどんなことですか?

 

ひと言で言うと、「音楽以外のことも受け入れた自分」でしょうか。

こういった経験は多くの方が20代前半で行いますが、私はプロデューサーと言う職業を目指し始めたのが20代後半でしたため、30歳を過ぎてからもいわゆる「下積み」が続きました。

 

30代と言うのは、10代20代からひとつのことをしてきた人達は結果が出る時期ですし、俗に言うバイト生活からはもう上がれている年齢です。にも関わらず私は30歳を過ぎてからも「夢を叶えるための下積み、バイト」をしなければいけませんでした。

 

色んな人から、そんな恵まれた会社で良いポジションの仕事を正社員でもらえたのに、何故それを捨てたのかと言われました。自分自身の人生を懸けるために会社員を辞めたこと自体は、誰に何を言われても気になりませんでしたが、私が会社で見させていただいた景色と、今、個人でしていることのギャップが大きくて、精神的にも肉体的にもきつかった時期もありました。ですが、芸能とは別の仕事を経験できたということは私の財産になりましたし、どんな人、モノでもプロデュース出来る総合プロデュースオフィスを立ち上げようと思うキッカケとなりました。

 

実は、会社を辞めた時、私は28歳になる手前でしたが、その時にいくつか自分自身と約束したことがありました。

ひとつは「5年本気で取り組んでも何ひとつ結果を出せなかったら、私はこの業界に不向きだと言うことを認めて引退する」と言うこと。

何故5年かと言うのは、それまでの私の人生で実現に1番時間がかかったものが4年だったから。絶対実現不可能と言われたことを、私は4年間本気で取り組んだら学生時代に実現出来たから、今度は更に大変なことに取り組むから、目安を5年としました。

 

そしてもうひとつは、「例え20代最後の2年間がどんなに苦しくとも、私は充実した30代の人生を送りたい」と言うことです。結果は、アルバイト生活を終えるのに6年かかってしまいましたが、今振り返ると、当時の自分と約束した事を守れて良かったなと思っています。

 

2017年5月に『夢の先へ』と言うオリジナルソングを配信インディーズでリリースした

のですが、この楽曲をリリースした理由が、マネジメント出来るタレントが誰も居ないから、それなら私がアーティストもやるか(笑)と言うノリだったんですね。

元々オリジナルソングは何曲か作っていて、知る人ぞ知る、と言うものでしたが、私自身エレキギターの音がとても好きで、20歳くらいの頃からずっと「いつか本物のエレキギターが入ったJ-POPを自分の声で歌いたい」と言う夢がありました。

 

今回私がマネジメント業務を進めていく中のひとつの過程として、まさかこの夢を叶えられるとは、と言う夢を実現することが出来、また、作品制作を通して本当に良い先生と出会えました。私は音楽大学を出ましたが作曲専攻ではありませんし、音楽業界でのバックボーンもコンサート制作会社ですので、どうしてもプロダクション寄りや、クリエイターさんとの人脈は弱い部分があり、楽曲制作に長けている人との出会いがほしいと言うこともずっと願っていました。

 

そんな中今回の楽曲制作を通して、ヒットソングの定義から作曲理論までたくさんのことを学べたのは、大きな収穫です。今は、やはりJ-POPと言うのは日本人の心に訴えるツールとして最強だと思っていますので、『夢の先へ』の制作から学んだことをひとつでも

多く生かすことが目標です。『夢の先へ』の歌詞と曲には、私の思いの全てを託しましたので、是非、フルコーラスで聴いてみてください。

 

これから新しい生き方、働き方を目指す人に向けてメッセージをお願いします

 

実は私、高校時代に挫折を経験しているんです。今振り返ると、全ては自分の努力不足と捉えています。憧れの高校に進学しましたが入部したブラスバンド部ではやりたかった楽器もできず、入学前の青写真のようにはいかず半年で辞めてしまいました。

 

他にもテストでは2点(笑)だったり、部活もダメ勉強もダメ、恋愛もダメ。

本当に学校自体を辞めようかとも思いましたし、私なんかに生きる価値は無いとも思いました。ただ、当時の私には高校を辞める勇気も死ぬ勇気も無くて。

 

そんな私を支えてくれたのが、音楽、J-POPでした。だから私はJ-POPが何よりも好きで、生涯の仕事にしたいと思いました。

 

「もうあの時のような後悔は2度としたくない」と思って、今に至りますが、私は、19歳になってからは一度も“諦めた”ことは無いんです。本当に。

とは言え、諦めたことは無くても、出来る限りの努力をし尽してもどうしても上手くいかなくて、“手放したもの”はいくつかあります。

人は諦めてしまうと、それ以上の力を出すことは出来ないのですが、手放しただけの場合は、その先があるんです。TEFCASの理論で言うF、フィードバックで、諦めと手放しの決定的な違いです。そして成功している人は、必ず挫折を挫折で終わらせずに、次に生かしています。

 

ですので私も、あの時の経験が無ければ今も無い訳ですから、総合的に考えると高校時代の挫折に感謝していますし、早い時期に挫折を経験出来て、むしろ良かったと思っています。

 

 

私は、「もし明日がなかったら」という考えで物事を決断していますが、そう考えるようになった理由として、人生で最も辛い瞬間は試練に遭っている最中ではなく、「ABどちらかの未来を選ばなければいけない、岐路に立たされた時」だと学んだ経験があります。

 

私の例ですと、このまま会社に残るか、プロデューサーになれるかもしれない自分の可能性に人生を懸けるか、と言う選択で、それはどちらも素晴らしいものがありましたが、両方取ることは出来なかったので、どちらかは捨てなければいけませんでした。また、チャンスの神様は待ってくれないので、時間が無い中で究極の選択をしなければいけないことも、生きている中で多々あります。

 

私が人生の選択をした時に取った行動は、会社に残った未来と、プロデューサーになれた時の未来「それぞれの先にあるものが何か」、そしてその先にあるもののどちらが本当に自分のほしいものなのか、と言うことでした。

 

人は必ず出会いと別れがありますが、私は、例え会社を辞めても、会社員時代に出会った

方々ともう金輪際二度と会えなくなる訳ではないのに対し、プロデューサーになると言う選択は、今しなければもう二度とそのチャンスはやってこない、その2つを比較した際に

私は今後の可能性に人生を懸けるべきだと言う選択をしました。

 

勿論言うは易し、行うは難しで私もその選択をした後、たくさんの失敗をしました。

もちろん失敗しないほうが良いのですが、でも、「失敗は、挑戦した人にしか与えられない勲章だ」と言うことも学びました。

 

ですので、これから何かを始めたいなと思っている人は、悔いのない選択をしてほしいです。人の未来だけは、時間が経過しないと分かりませんから、頑張り次第で、いくらでも可能性は見えてきます。

 

そして私の仕事は音楽を通しての社会貢献ですので、そうした、これから挑戦をしようとしている人、あるいは試練に遭っている最中の人達の心の支えになるようなアーティスト、楽曲を1つでも多く発信して行けるよう取り組んで参ります。

 

 

編集後記

人生にもっとも影響を受けた音楽を、もっとも影響受けたヒトから学んだプロデュースというシゴトで新しい自分をデザインしている方でした。

 

非常に特殊な経験を会社員時代に体験されていますが、それを活かすためにはどうすればいいのかということを常に学んでいるということを感じました。

 

Producing office SOLEIL ウェブサイト

http://kaorusugiyama.com/

 

インタビュー 文責:真下知太郎

 

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