2019/02/05
なぜ、多くの事業主は企画を軽くみてしまうのか?

突然ですが、質問です。
あなたは、とある芸能事務所に勤めているとしましょう。今秋から、新人タレントAmi(22歳)のマネージャー兼プロディースを担当することになりました。
身長は160cm、普通体型。可愛い系美人。趣味は、マラソンと絵を描くこと(実はアニメオタク)。歌は大の苦手で、音楽業界への進出予定はナシ。
某有名人の娘ということで「なんとしても注目を集めるように!」と念を押されています。さて、あなたなら彼女をどうやって打ち出していきますか?
多くの事業主が軽んじているもの
さて、どんなアイデアが、いくつアイデアが浮かびましたか?
10分程度考えて0〜1案という事業主の方は、残念ながら他の多くの事業主と同様、「〇〇力」が圧倒的に足りていません。この「〇〇力」とは、企画力。言い換えると考える力 のことです。
売上が上がらない、お客さんが集まらないetc…これらの悩みは全て、企画で解決することができます。事業主の多くは「正しい」企画やHow to を求めますが、人生にもビジネスにも正解はありません。これまであなたが蓄えた知識や経験を元に、自分なりの答えを出していかなければならず、これこそが「考える力=企画力」です。
しかし、最初から「答え」を求め、それによって考える機会も少ないため、企画力のない事業主が大多数です。しかも、ほとんどの人がそれを自覚しておらず、むしろ「自分は大いに悩み・考えている」とすら思っているのが現状ですです。
やりたいことがわからない、も同じ状態
若い世代を中心によく聞こえてくる「夢がない」「やりたいことがわからない」というのも、実は同じことが言えます。
身の回りで起きる出来事に対して、疑問や意見を持つことなく常に受け身の状態でいる=考えていないために、いざ「どうしたいか?」と聞かれても答えることができない。つまり、自分の意志を持って今の道を選び進んできた、というよりも、世間一般の「正解」に自分の意志を合わせてきた、ために「やりたいことがわからない」のです。
今ここにいる理由とこれからどうして行きたいか?それはなぜか?自分の考えを言葉にすることができますか?そして、その答えに、あなた自身納得できていますか?
これから求められる人財
これからの時代に求められるのは、ズバリ 課題設定能力がある人 。具体的には、与えられた情報を鵜呑みにするのではなく、疑問や関心をもち、そこから考え自分の意見を持つことができる人です。
頭を使わずにできる仕事、型にはまった・ルール通りの仕事は、今後間違いなく、AIにとって替わられます。
想像力を働かせ、持っている知識情報を元に新たな解決策導き出す、人間の「企画力」「考える力」は、現状そしてしばらくはロボットには真似できないことです。
人生を変えるのは「企画力」だ。 by ある起業家の方の言葉
多くの人は、自分はある程度「企画力」がある、と思っているようですが、私は「考える力」にゴールはないと思います。時代が変われば、起きる問題も、対応方法も変わります。相手によっても、アプローチの仕方は変わります。ですから、私たちは常に「考えて」いるべきです。
今一度、自分の日頃の「考える習慣」を振り返ってみて下さい。
もちろんそのためには、大量のインプット・アウトプットが必要不可欠です!詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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