アントレプランナー通信について

アントレプランナー通信は、過去 現在 未来の起業した自分自身に向けて、いつでもどこでも見直せる「ナレッジデータベース」になるようにと立ち上げたサイトです。

自分のために書いているため、すべてが読者のお役に立てるかどうかは未知数です。少なくとも、自分自身にとっては起業から16年間の経験を踏まえ、今現時点で必要だと感じていることを書き記し、過去記事を見直しています。

そのため、突如としてサイトを一時閉鎖したり、メンテナンスをし始めたり、記事のリライト 削除を行ったりすることもありますのでご了承のください。



自分で自分の人生をデザインするために大切なこと


道に迷ったらここに戻って確認すべし。


1:ユニークネスを理解し、磨き続けなさい



自分の人生を自分でデザインしようと一歩踏み出すと、大きな壁として常に立ちはだかる。それは、「お金の問題」でも「人脈(コネ)の問題」でも「集客の問題」でもない。

ココロの問題である。


・なぜ、あの人(あの会社)は、あれほどまでの人たちから人気を集めているのだろうか。(自分も同じことを伝えているのに人気がない・・・)

・なぜ、あの人(あの会社)は、短時間ですごい売上を上げることができたのか。(自分も同じようなことをしているのに売り上げは10分の1にも満たない・・・)

・なぜ、あの人(あの会社)は、嫌われるような言動ばかりしているのに たくさん稼げているのだろうか。(自分は正しいと思っていることを実践しているのに結果が出ない・・・)


その他にも、

・同じ資格を持っているのに・・・
・同じ職業職種なはずのに・・・
・自分より経験値は少ないはずなのに・・・
・自分の方が相手のことを考えているはずなのに・・・
・自分の方がスキルは高いはずなのに・・・
・自分の方がかけた時間は長いはずなのに・・・



まぁこういう感じで、
いつも”比較心”が自分の邪魔をするのだ。

自分が他人より結果を出しているときでさえ、
上には上がいるし、

結果は出ていても、相手よりここが負けているしと
いつもどこかで卑屈になってしまうだろう。

だからこそ大切なのは、
自分のユニークネスを徹底的に理解し、磨き続けることだ。



ユニークネスの理解発見に
最優先で取り組まなければ、

ユニークネスの理解発見に
手を抜けば、


いつまでも人と比較し、
何をやっても腑に落ちず、

これが本当に自分にしかできないことなのだろうかと
悩み苦しむことになる。




一方、ユニークネスを最大限に活用し、
自分にしかできないと実感してできることをしていれば、


周りの状況がどうなっていようとも一切気にしなくなる。





自分で自分の人生をデザインしていると実感するために、


欧米の初等教育(小学校低学年)で行われている、
以下の2つの問題に取り組もう。

Define your own success.(あなたにとっての成功を定義しなさい)

Find your own uniqueness.(あなた自身のユニークネスを発見しなさい)


自分自身の成功を定義し、ユニークネスが発見できれば 
幸福な人生を歩んでいると実感できるということだ。



ユニークネスを理解できずして人生を歩もうとしても

いつもどこかで誰かと何かを比較し
幸福感を得ることは難しいのだ。


誰かと比較した上で、

新しいビジネスを始めたり
資格を取得したり
学ぼうとしても

心の不安からは解放されない。




自分の気持ちに正直に行動し続けることでしか、
ユニークネスを定義することは難しいだろう。

誰かと比較して、誰かに気を使って
自分に嘘をついて生き続ける限り、

ユニークネスは発見できない。

身内とか友人とか上司や部下の視線は横に置いといて


本当は自分はどうなりたいのか。
人生、このままでいいのか。

自分だけにはウソをつかず正直に答えてみること。


そして、その答えに対して
素直に行動に移すこと。


そうすることで始めて
自分のユニークネスが顔を出す。



Work) 自分にとっての成功を定義し、ユニークネスを見つけなさい。

Work2) 何かを発信する際には、Reason Whyを徹底的に書き出しなさい。





2:書く技術(発信する技術)を磨き続けなさい


歴史上、一部の特権階級 特にディクレーター(dictator)と呼ばれる存在は、「書ける」ということで大きな影響力を持つことができた。

書けるということは同時に読めることも可能となり、
誰よりも早く重要な情報を得ることができるためだ。


現代はインターネットの登場によって、

誰もが平等に情報が得られ、
書くこと(発信すること)も容易になった。


だからこそ、ライティング能力が高い人間だけが、
特別な階級に属さずとも大きな影響力を持てるようになったのだ。




いまや、読むこと以上に書くこと(発信すること)が現代の必須スキルになりつつある。


読み書きそろばん という順番から
書き読みプログラミング に変わり始めている。 



小説家のようなうまい文章を書く必要はない。

誤字脱字があろうとも、
文法的におかしかろうとも、

自分の想いを届かせる文章を書くことができれば、


自分の人生にとって必要最低限の

「お金」と「時間」と「仲間」は

間違いなく手に入れることができるはずだ。


気を付けなければいけないのは、
書く技術=セールスライティング ではないということ。

今必要なのは売るための技術ではなく、自分と同じ価値観を持つ仲間を集めるためのライティング力。

結局、自分をどう表現するかがライティングの鍵だということだ。



ライティング技術を磨き続ける本来の理由は、自分のユニークネスをどうすれば同じ価値観を持つ仲間たちに伝わるのかということであることだけは忘れないように。




3:3日坊主で問題ない 結果的に長く続けられたものを光らせなさい


2004年に雇われるという以外の選択肢を考え始め、

・オークション
・アフィリエイト
・ドロップシッピング
・会員制ビジネスの立ち上げ
・コーチング
・コンサルタント
・カウンセラー
・占い
・講師業
・著者プロデュース
・Kindle出版
・ポッドキャスト
・映像制作

などいろんなことに挑戦してきたが、



それらすべては間違いなく
「自分の糧」になっている。

3日坊主になったり
途中で投げ出したりすることが
すべて悪いというわけではない。



いろんなことにチャレンジした結果、
残ったものを光らせればいいのだ。


今の段階で令和の時代に入っても続けられているものは、たったひとつ。

メールマガジンである。



2005年4月24日に第1号を配信してから、
15年間配信し続けているのが今のメルマガ。

最初の読者は自分だけ。

たったひとりの読者からスタートして、
最大2万3000部までになったことも。

その後、コンセプトを何度か変更して、
残ってくださった読者が約1万人。

1年平均250日配信したとしても
(スタートから数年間は1日2回~3回配信していたことも)

250日×15年で3750回分のメルマガを配信し、


複数のメルマガを立ち上げていた時期も含めると、

少なくとも5000回以上はメルマガを書いて配信してきたはずだ。


読者から質問をもらい、それに答えていくというシンプルだけど普遍性のある方法は、集客や売上にもつながっていく。

訊かれたことに答えているメルマガは、自分が住む地域においてTOP3には入っている実力だと考えても問題ない。

意識せずとも長く続けられているものこそユニークネスのひとつなのだ。


ユニークネスを理解し何を磨くかは、
長く続いたものも考慮しておくこと。



4:原理原則を守りなさい



情報過多の時代においても、原理原則は変わらない。

どんなに新しいプラットフォームが登場しても、
プラットフォームに依存してはいけないということ。


一昔前は、ライブドアブログから始まり、

アメブロ、Twitter、Facebook、Instagram、
YoutubeにTikTokと続いているが、

それは一時的なブームでしかない。

重視すべきは原理原則(プリンシプル)である。



世の中には様々な原理原則が存在するが、
2020年12月時点で自分自身が最優先ですべき原理原則は

1:ユニークネス(個性)で唯一無二を売る時代に →「何が」から「誰が」が重要だということ
2:書く 発信する=自分のユニークネスをいかに伝えきれるかということ
3:訊かれたことに答える技術=AMA (Ask Me Anything)で物事を考えること


の3つである。


ユニークネスを磨き、書く(発信する)技術で
自分のユニークネスを必要な人に届ける。

脚色していない素直な自分を伝えきれば、
少人数であっても想いは必ず届く。

あとは、届いた仲間(メンバー)に対して、

・何を知りたがっているのか
・何に悩んでいるのか
・何を相談したいのかを


「聞くこと」「問うこと」「確認すること」をし続けること。
答え続けることで、自分が目指す理想世界に挑む強固なコミュニティーが形成される。

Ask Me Anything:(○○してるけど)何か質問ある?


〇〇に入るものがあなたのユニークネスであれば、どんな質問が来ても答えられるし、即答できずとも調べれば答えられることがほとんどなはずだ。


反対に、それができないテーマはおそらく自分のユニークネスを活かせられるものではない。


Q:それで本当に収入につながるかが不安?




集まったメンバーと価値観が共有されている以上、自分が理想世界に向かって半歩でも進み進化成長し続けていれば、

自分が

・経験したこと 
・失敗したこととその解決策

が、メンバーの欲しているものだとわかるため、そのことにお金を払いたいというメンバーが登場しない理由はなくなるはずだ。

自分が欲しかったものを自分で作って、解決できたもの=メンバーが欲しいもの なのだから。
市場を予測して、流行るものを一か八かで作るなんていう工程は必要ないのだ。

この事業モデルこそが、
これからの時代の王道であり

ユニークネスを磨いているからこそできる
事業モデルでもあるのだ。



補足

Q.なぜ自分のユニークネスが必要なのか?

A:選ばれる基準が、商品(プロダクト)やサービスから個人や会社にシフトしているから。




Appleを見れば一目瞭然。

Apple信者は、Mac Book Airには魅力を感じ、
iPad Airは微妙だから別のタブレットを買おうなんて考えていない。


ジョブズの哲学が好きで、
彼が考えた製品とコンセプトが大好きだからこそ、

すべてApple製品で揃えているのだ。



外食においても、

食べログというプラットフォーム重視ではなく、
食べログ内の自分好みのレビュアを見つけ、

その人がおいしいと語っているお店を予約したり、


美容においても

どのコスメブランドが良いかを選ぶのではなく、
Instagramで発信している好きなインフルエンサーを見つけ、

その人が良いと話していた
商品やサービスをすべて購入する時代なのである。

昭和時代に起こった誰もが同じ商品が欲しい
(テレビ 洗濯機 冷蔵庫の三種の神器が欲しい)という時代から、

個人が個人(またはブランド)を選び、応援する時代へと変わったのだ。


みんなと同じものは嫌 なのである。

みんなと同じではないもの
=唯一無二な存在
=世界にたったひとりの存在である自分のユニークネスを発信することこそ

求められているということわけである。 

まとめ

1:ユニークネスを理解し、磨き続けなさい
2:書く技術(発信する技術)を磨き続けなさい
3:長く続けられたものを光らせなさい
4:原理原則を守りなさい


この順番がとても大切。

たまに、2番とか4番からやろうとするからうまくいかなくなるのも 忘れずに。