「オウンドメディア(Owned Media)」と聞いて、勘の良い方なら「オウンド(Owned)とメディア(Media)だから、自分が持っているメディアってこと?」と考えるでしょう。
ご名答、その通りです。アメブロやはてなブログのようなサービスやSNS上に作ったページではなく、web上に単体で存在する、あなただけのページのことをさしています。
ところが、海外メディアで「Owned Media」と調べても、メディアづくりの参考になるような海外文献や記事が中々見つかりません…
なぜか?
それは、海外では「オウンドメディア」が別の用語で認識されているからです。
オウンドメディアは、”ハブ”である
海外では「オウンドメディア」のことを「Content Hub(コンテンツハブ)」や「Content Marketing Hub(コンテンツマーケティングハブ)」という言い方をします。
Your content hub is the home of your content marketing efforts.
(コンテンツハブは、そのブランドが行うコンテンツマーケティングの「家※」のような場所です。※集約されている、の意)
A content marketing hub is a brand-owned, digital destination, where brands act like publishers.
(コンテンツマーケティングハブとは、ブランドが所有する、ウェブマーケティングの終着点であり、出版社のように活動・発信できる場所です。)
つまり、マーケティグンを行う場所であり、情報やコンテンツがまとめられている場所のこと。言い換えれば、そのブランドが好きな人、興味のある人、買う気のある人しか集まらないページです。
まさしく、ビジネスをして行く上での中心=「ハブ」的な役割を果たします。
オウンドメディアで出来ること
具体的にできること・メリットは以下の通り。
- オーディエンスが本当に欲しいコンテンツを提供できる。
- コラムニストと消し、複数の著者が書いた記事を公開することができる。(出版社のように)
- 様々なトピックについて扱うことができる。
- プローモション色の強いコンテンツもあれば、そうでないものもあるが、どちらにしても(見込み客しか集まらないので)押し売りする必要がない。
- ブランド色を出すこともできれば、出さないこともできる。
- 唯一無二のドメイン。
- 外部サイトを活用したマーケティングよりも、コンバージョン率・コスパが良い。
- 色々なコンテンツをまとめて公開することができる。
オウンドメディアは「家」のようなもの
新しくできた友人の家に遊びに行った時のことを思い出してください。最初のうちは緊張しているものの、友人の素の部分が見えて距離が縮まった、その後から、たくさん話をするようになった、という経験はありませんか?
オウンドメディアにも同じことが言えます。あなたやあなたのビジネスについてよく知ってもらえる場所であり、その結果見込み客とのコミュニケーションが生まれる・コンバージョンに繋がる場所が、オウンドディア=コンテンツハブです。
FacebookやInstagramの更新に励むのも良いですが、今のうちから、オウンドメディアの用意も始めてみてはいかがでしょうか?今後、海外の優良オウンドメディアを紹介していく予定ですので、ぜひ参考にしてみてください。
▼関連記事はこちら▼
コメントを残す