最近、アントレ通信で取り上げている オウンドメディア。
上記の記事は読んでみたものの、「本当に効果があるのか?」「具体的には、どんなメディアがあるのか?」ピンと来ない方もいらっしゃることと思います。
今回は、このオウンドメディアを活用して、爆発的な売上増を果たしているアメリカの企業をご紹介します。
創業5年で売上6015%UP?!
ソフトウェアのマーケティングやコンテンツの管理システムを開発する、アメリカの企業「Hubspot」をご存知でしょうか?
実は、インターネットマーケティングの世界で、かなり注目されている企業です。なぜなら、2006年に創業し、2007年〜2011年で売上6015%UPという衝撃的な売上推移を叩き出したから。
ちなみに、2011年の年商は、約3,000万ドル(24億円)ということでしたが、2016年時の年商は、約2.7億ドル(約300億)。2015年の年商から49%増、と相変わらず飛ぶ鳥を落とす勢いで、売上を伸ばしています。
Hubspotに人が集まるワケ
なぜなら、「Hubspotの見込み客」が求めている情報を自社のオウンドメディアで提供できているから、です。
このことは、2016年の売上のうち、メディア購読者経由の売上が約255ドル(約280億)という実績からも明確です。(なお、この割合も前比52%増)
本来システムの開発がメインのHubspotですが、サービスを使うような人たちが知りたいこと=インターネットマーケティングに関する情報を集めたオウンドメディアの人気が、今の成功に繋がったとされています。
Hubspotは何を発信しているのか?
例えば、こんな記事が書かれています。
- 問い合わせをした見込み客が、購入に至る割合
- アドオン広告は、PPCやSNS広告のパフォーマンスを自動的に引き上げること
- SEOのモニターツール、インバウンドリンク、ライバルたちのランキング
- ブランドの構築をサポートする、メールマーケティングとコンテンツリスト
などなど…
趣味でブログをやっている、ビジネス用のメディアはあるが「とにかく書けば良いだろう」という感覚の方には意味不明な内容です。
しかし、Hubpostの見込み客であるインターネットマーケティング業界の人たちにとっては、喉から手が出るほど欲しい情報です。
ですから、Hubpostのページには、見込み客が集まり、会社が本来売りたいサービスがどんどん売れる、というわけです。
まずは、見込み客のニーズを知ることから
あなたの見込み客の心を掴むコンテンツを作るために最初にすべきことは、見込み客のニーズを知ることです。
その際に、ニーズはニーズでも、よりニッチなニーズをアプローチできれば、より一層、集客〜売上に繋がるコンテンツとオウンドメディアを作ることができます。詳しくは、下記の記事から。
ぜひ、これらを参考にしながら、見込み客の(ニッチな)ニーズを考えてみてください。
そして、彼らがチェックせずにはいられない、このサイトで紹介されているとついつい買ってしまう、と言われるようなオウンドメディを作っていきましょう。
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