バイブル・マーケティングとは、あなたのお客さんにとって、一瞬も手放すことが出来ない”バイブル(主に書籍)”を提供や配布することによって、バイブルを中心とした企画を推進する方法になります。
あなたには(あなたのビジネスには)「バイブル」がありますか?
世界の3分の1の人にとって、最も有名で重要な情報は「聖書」です。
不安な時代においては特に自分の指針となる”何か”を求めるまたはすがるものが欲しいと思うのが人間です。それを補ってくれる存在が宗教であり、キリスト教だけでなく仏教やイスラム教でもそれぞれのバイブルが存在し、信者はそれを頼りに自分の人生を切り開いています。
この考え方は、宗教だけでなく日本の”教科書”も同じ仕組みであることから、決して無宗教だと考えている日本人にとっても受け入れやすい考え方となっています。
※教科書を学ぶことで試験に合格できる(教科書で基本を学べなければだめ)という考え方
つまり、日本人も何かにチャレンジをしたり、問題にぶち当たったときにクリアになる(解決できる)バイブルが欲しいという想いを持っているということです。
では、自分のビジネスにおいて、名刺代わりになるバイブルはありますか?バイブルは主に書籍ではありますが、現代では、資料請求してもらう際の”資料”や映像音声コンテンツもバイブルになる可能性があります。
セールスが不要にできるバイブル・マーケティング
バイブルマーケティングの本質は、お客様からそれ読みたい!知りたい!欲しい!と手を上げてもらうこと。セールスを不要にする仕掛けを作ることが出来ます。
もしも、売れる商品づくりや集客方法を考えている段階なのであれば、一度深呼吸をして、24時間あなたの代わりに営業してくれる営業マン=バイブルを作る事に専念してみることを考えてみてはいかがでしょうか?
またこの10年間のトレンドとして、パブリックドメインを使ったバイブルを作る人や企業も増えています。
例えば・・・
海外の起業家 レベッカ・ファインさんは、“The Science of Getting Rich” (お金持ちになる科学)というウォレス・D・ワトルズ氏のパブリックドメインとなった書籍をそのまま配ることで、世界111か国からたくさんのファンを集め、オーディオブックやオンライン講座を開設し大きな利益をあげることに成功しています。
書籍は集まる人を選択する
大きな書店の中に入ると、様々な場所に様々な本が並んでいて、たくさんの人が集まっている場所もあれば、全く誰もいない場所が存在しています。女性は雑誌コーナーやダイエット、健康カテゴリで立ち読みしている人が多く、働き盛りの男性はビジネス書コーナーにいることが多いかもしれません。
つまり、書籍は「読み手の欲求」を的確に知ることのできる存在だということです。あなたが「どの本に手が伸びるか」をによって、あなたが作るべくバイブルの傾向が分かるでしょうし、企業であればあなたの商品やサービスを購入してくれる人たちはどんな本に手の伸ばしているのか どんな欲求の持ち主なのかを理解することが大切です。
書籍は集まる人を選択します。バイブルマーケティング=「集めたい人」と「本のジャンル」や「本のタイトル」を絡めて集客する方法を検討してみる価値は高いと言えるでしょう。
キーワードは普遍性
聖書は少なくとも2000年以上前に書かれた本です。それは2000年以上読まれ続け、信じ続けられているものとも言えます。
バイブルをこれから作っていく際にポイントとなるキーワードは、普遍性です。
どんなに素晴らしい内容であったり、ソリューションを提供できるものであっても、現在のプラットフォーム同様、数年で飽きられたり、他のプラットフォームへと移られるものはバイブルとは言えません。
少なくとも10年以上愛され続けるものかどうか。10年以上愛され続けるものは何かを考えながら、作成作業に入ることをお勧めします。
今、あなたが行っている仕事は10年以上愛される続けるものかという見直すきっかけにもなるはずです。
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