読書量と年収は正比例する

本にかけたお金とその人の年収(信頼残高)は比例するという事実をあなたはご存知ですか?

なぜ今、読書なのか?

それは、物事に対して何も考えない 指示待ちロボット人間が 急増しているから。

参考記事)

マツコが語る指示待ち人間の危険性 「真っ先にリストラされる」

「何か起きて『じゃあその会社がリストラしなきゃいけない』ってなった時、まず切られるのは指示待ち人間。いざって時のために 、『そうじゃねえぞ』ってところは見せなきゃいけない」

NewsPicksの佐々木さんの講演によると、今の既存メディアの情報はジャンクフードorチェーン店のようなどこでも同じメニューばかり。無料で手に入る情報は質の悪いものばかり。

解決策は今現在では、”書籍(本)”しかない。情報は心の栄養。健全な心を持ち続けたければ、本 特に古典を読むしかないと語っています。

https://www.youtube.com/watch?v=e2BQ0qaPOlI

その結果、読書量が増えれば増えるほど、年収が上がるというデータが登場したわけです。

読書量は年収に正比例する

2009年 日経新聞の調査で、年収800万円以上の人は、月額書籍購入費平均が2,910円。

それに対して、年収400万円~800万円の人は2,557円。400万円未満の人は1,914円という結果が出ています。

また、「Business Management Degree」によると、ビル・ゲイツやウォーレン・バフェットのような大富豪を含む富裕層と年収3万ドル(約300万円前後)以下の層については、

・88%が1日30分以上ビジネス書などを読む
(「年収300万以下層」は2%)
 

・86%が読書家である
(「年収300万以下層」は26%)
 

・63%が移動時間に
オーディオブックを聴いている
(「年収300万以下層」は5%)

さらに、雑誌「プレジデント」では、年収1000万円以上(高収入)の人は読んだ本や内容について話す相手がいるということが記載されています。

その他の記事でも

20代、30代のビジネスマンは1ヶ月平均0.26冊の本を読むのに対し、30代で年収3000万円の人は平均9.88冊の本を読むのだと言います。その差は約38倍ですが、アメリカの調査でもビル・ゲイツやウォーレン・バフェットのような大富豪が1日30分以上本を読むのに対して、年収300万前後の人たちの中で1日30分以上の読書をしていたのは、たったの2%しかいなかったそうです。

参考記事:ビル・ゲイツなど、大富豪の読書量は、年収300万円の人の38倍

全て読書と年収の相関関係が分かりやすく解説されています。

起業家や事業主だけでなく、サラリーマンやOL 主婦 学生の方も含め、組織から離れた個人として、たとえ年金がもらえない時代になっても、会社を突然解雇されたとしても、自らが立ちあがり生きていけるようになるには、本を読み活かす技術をマスターする必要があるのではないでしょうか?

読書と寿命の関係

2016年 イエール大学から読書と長生きの関係性に関する論文が発表され、読書を1週間に3時間半程度までしている人は、読書を全くしていない人に比べ12年後の死亡率が17%低く、さらに、3時間半以上している人は23%低いという結果が出ています。

読書をしている人はしていない人に比べ、寿命が2年程度伸びるということになります。

出典: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5105607/

人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。

さらに多くの著名人が、読書の重要性を書籍の中で語っています。

人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。

本を読むと付き合う人が一変する

読書をし続けると、最初に代わるのは普段付き合う人です。
読書をする人と読書しない人とではそもそも会話がかみ合わなくなるからです。

本にかけたお金とその人の年収は比例する

断言します。

この世の中で最も裏切らない投資は本代にお金を費やすことです。もちろん、セミナーやDVDなども有効な投資です。

しかし、値段的な安さといつでもどこでもお手軽に繰り返し吸収できるのは、群を抜いて本なのです。せいぜい1000円や2000円といった投資で複数のその道のプロたちが関わっている知恵に触れられるものは、本以外に存在しません。

新聞や定期購読誌も情報としては有効ですが、やはり世に出すまでに費やしてきた時間が圧倒的に違います。時間をついやしたものほど、情報→知識→知恵へと確実に進化を遂げています。

情報は事実の断片ですから、情報+情報=知識になります。ニュースや新聞はせいぜいこの知識レベルまでであり、知識それ自体ではもはやお金になることはありません。

知識はインターネットを通じて、いくらでもスピーディーかつ無料で獲得できるようになりました。ところが、知識を有機的に結びつけなければならない、知識×知識=知恵は人の頭脳を通過しなければ無理です。

知恵は無限にお金になります。その代わり時間がかかります。

手間暇をかけなければならない本には、それだけお金になるヒントが詰まっているということです。世にでるまでに時間を費やされた分、知恵の価値は高い。情報と知恵は無料だが知恵の価値は上がり続ける。

本を読むには想像力が必要

本を読む・読まないという行為は、その人の品格に関わってくるのではないかと思う。

品格には読書は関係ないと否定する人もいるかもしれない。だが、本を読んでいる人間が車の中に幼児を置いたままパチンコに興じるとは思えないし、電車の中で平気で化粧をするとも考えづらい。

なぜなら、本を読むには想像力が必要だからだ。

たんなる活字並びを目でなぞり、そこから遠い異国の情景を思い浮かべたり、目には見えない哲学や理論を構築したりするのだ。想像力が欠如している人間には、到底味わうことができない媒体なのである。

そうした想像力があれば、暑い車内に幼児を置き去りにしたらどのような結果を招くか、電車内で化粧をしたら周りの人間がどう思うのか、ということに思い至るはずだ。

それができないような人間には、本は読めないということなのである。

中略

人間の品格や賢さに地位や収入は関係ないのだと、つくづく思う。話せばすぐわかるが、人は中身まではごまかせないのだ。どんなに偉い人でも、本を読まない人を尊敬する必要はない。

本嫌いの人とつき合う必要はない

本書を読んでいる人は、本嫌いではないと思う。

だが、もし自分の周りに本嫌いの人間がいるなら、そういう人とはつき合わないほうがいい。足を引っ張るだけで、自分の人生に何ももたらしてくれないからである。

その人が芸術家やスポーツ選手など、ある分野に秀でているのなら、本を読んでなくてもつき合うメリットはあるだろうが、そうでないならつき合うだけ時間のムダだ。人のつき合いに損得勘定を持ち込むなんて、と不快に感じる人もいるかもしれない。だが、つき合う人を選ぶのは当然である。

よく人生相談で、『隣近所の人とうまくつき合えない』『上司にイヤな人がいる』と悩みを打ち明ける人がいる。なかには思い悩んでうつ病になる人もいるようだが、私が回答者なら『イヤならつき合わなければいい』の一言で終わりである。

もちろん、職場や住んでいる地域が同じ人であれば、関係性を完全に立つことはできないだろう。だが、仕事の話以外はしないとか、挨拶しかしないとか、つき合い方を選えらぶことはできるはずだ。

誰とでもうまくつき合おうと思うのは、相手から好かれたい=自分が悪者になりたくないという気持ちのあらわれである。他の人からどう思われようとかまわなければ、つき合う人は自然と選べる。

本を読む人かどいうかでつき合う人を選ぶのは、会話の質が違うからだ。

本にまつわる話で、もうひとつ。

それは、『知性美』というもの。

読書は女性にとって最良の化粧法。女性でも、本をよく読む人は、顔が違う。他の知識活動と違って、本を読むためにはどうしても頭を使わなければならない。

カンだけで本を読むという人は、あまりいない。だから、本をよく読む人は、自分でも気づかないうちに、考える習慣ができてくる。

考える習慣ができている人は、そうでない人と比べると、明らかに顔つきが違う。美容院やエステに行くと、軽く万札が飛ぶ。本を読めば1000円札1、2枚で『心の化粧』ができる。それであなたの顔が変わってくる。

成毛眞著 本は10冊同時に読めより引用

年収の再定義を

ちなみに・・・

既に気づいている方も多いようですが、年収=金額という定義の時代は終焉に向かっています。

これからの定義は、会社に時価総額があるように”個人の時価総額”が高い人が年収が高い人となり、個人で信頼残高をどれだけ増やせるかが大事になっていきます。

「21世紀の生き方」について

最も影響を受けた書籍の一つ 高城剛さんの「時代を生き抜く力」より21世紀の生き方についての部分を引用させて頂きたいと思います。

インタビュアが21世紀の生き方について教えてくださいと質問した際、高城剛さんの回答は、

一番大切なことは、変化を恐れない心と決断の速度でしょう。そして、自分の直観力を信じて、個人でしっかりとしたビジョンを持つことだと思います。モノや仕組みなどの他者に依存するのは、よくありません。そのために、徹底的に自己との対話をしなければなりません。

自分が本当にしたいことは、なんなのか?
自分にとって本当に大切なものは、なんなのか?
そして自分とは、なんなのか?

これをいかに早くどこまで追求できるか、だと思います。

もはやなにが真実であるのかが問題ではありません。人の物語はさておき、自分の物語を迷わず進めるかどうかです。まずは、徹底的な自己との対話なのです。ちゃんと向き合えていれば、その中から、必ず解答が見えるのです。

過去半世紀近くは、日本人にとって戦争も恐慌もなく、なんとなく生きていくことが可能だった時代でした。他の人と同じように振る舞い、他の人の目を気にしながら、わずかな差を競っていれば、あまり深く物事を考えなくていい時代だったのです。

社会が問題をはらんでいても、それが自分の目の前に来ない限り、黙っていれば、自分が叩かれることもなく安全でした。システムに対してなにか行動したりして叩かれるより、ネットなどで適当にガス抜きをしていればよかったのです。

すなわち、多くの人が自分を含めて、問題を先送りにしてきたのです。

しかし、これからは違います。

誰もが直面したことのないような危機が目の前に訪れることになるでしょう。その時に、ちゃんと現実を受け止められる人と、いつまでも他人の仕組みに依存する人に分かれていくでしょう。ですので、誰に何を言われようと、強い個を持たなければなりません。自分としっかり向き合わなければならないのです。

~中略~

本当にこのままでいいのか?
何か違う生き方があるのではないか?
違う価値観を見つけられるのではないか?と

何年も考えて、先行きの見えない社会で暮らすより、大変でも自身の変化を恐れず、あらゆる問題に真摯に取り組み、むしろ大変な時こそ、楽しくいこう!と決めるべきなのです。

当たり前ですが、この本をお読みの皆さんは、世界に一人しかいないのです。どこかの誰かと同じようなカッコや考え方をする必要はありません。他人に誤解されることを恐れてはいけません。もはや、すべての人に理解されようと思ってもいけません。とにかく一刻も早く「出る杭になれ!」ということです。

これは国際社会ではあたらり前の話で、だから個人の自由が尊重され、同時に責任も明確化されているのです。どこかに置いてきた個人の自由と責任を各々がもう一度取り戻さねばなりません。そして、依存せず確立した個を持ち、その上で信頼にたる仲間を増やさなければなりません。その信頼にたる仲間は、SNSのような稀薄な関係でなはく、本当のご縁のようなものなんだと思います。

だからこそ、その縁を見逃さないために、自分としっかり対話できているかが問われるのです。そして気をつけなければならないのは、個の確立の前に「つながり」を重視すると、相互依存や自分探しに陥りがちです。他人とのつながりで、個を形成しよう、自分を探そうとするのです。

~ 中略 ~

今後の社会はこのふたつの衝突がますます激しくなるでしょう。だから個人は、右でも左でもなく、この統合こそ21世紀を生き抜く鍵があると僕は思います。外的なものは分散を経て共有へ。内的なるものは統合されるべきなのです。20世紀の自分と決別して。

それが21世紀の生き方なんだと思います。

                      高城剛 時代を生き抜く力より

この言葉に出会ってから、読書を通して自分と向き合う時間が増えました。

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33 件のコメント

  • […] ここで面白い統計を一つ。『読書量と収入は正比例すると言われています。』 そして、日本で年収が1000万以上の人の割合は8%。月に7冊以上本を読む人の割合は8%です。 これが何を意味するかは、皆さんお分かりでしょう。断言します。将来的な収入アップに繋がる近道は、読書です。 […]

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  • ここに書かれていることに賛同します。
    分からないことがあれば、ほとんどすべてのことが書かれています。公開されています。凄いことだと思います。ここまで、ノウハウを披露していいのだろうかと思うくらい書かれています。でも、本を読んで成功した人はそれほど多くないようです。でも、成功しない人はただ実行していないだけだと思います。絶対本を読むべきだと思います。
    私は現在70歳を超えています。40歳の時から新聞を取るのを止めました。その分のおカネを本にかけることにしました。新聞で手に入る情報はネットで手に入ります。
    その上、ある人の言葉が気にいっています。
    「新聞は読まない方がいい。もし読むのなら、午後にしなさい。なぜなら、新聞やメディアの記事は暗い話が多いからです。朝を暗い気分でスタートしてはいけません。」
    朝は、気に入った本を読むことから始めるのが良いです。
    私は「松下幸之助【一日一話】」を読んでいます。

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