なぜ今、コピーライティングなのか


1974年。わずか2ページのセールスレターは、それから20年以上使い続けられ、今でも世界で最も購読者を獲得した広告として語り継がれています。


紙とペンだけで2300億円


その広告とは、アメリカ ウォールストリート・ジャーナル Two Young Men。

ウォールストリート・ジャーナルのこの広告は、たった2ページのセールスコピーで20億ドル。日本円にして2300億円以上の売上を上げています。

インターネットが世の中に普及する前。ブログもSNSもYoutubeもない時代。当然、毎日何かを配信することすらできない時代。そんな時代において、たった2ページのセールスレターを印刷し、郵送するだけで、2300億円もの売り上げをたたき出したのです。


最もお金になるスキル


あなたが売れるセールスレターを書く力である「コピーライティング」をマスターすれば、「Salesmanship in Print(紙上のセールスマン)」が自分の代わりにお金を稼いで来てくれるという魔法のようなスキルへと変貌を遂げるのです。

それも、一度、売れるレターを書いてしまえば、出来次第で、ウォールストリート・ジャーナルのように20年間以上、そのレターがあなたの為にずっとお金を引き寄せてくれるのです。

 

ユーキャンで様々な資格を取得したり、専門学校や偏差値の高い4年制大学に何百万とかけて卒業したとしても、自ら稼ぐ力としての「コピーライティングスキル」以上にリターンをもたらしてくれるものはほぼ皆無ではないだろうか。


つまり・・・
なぜ、今、コピーライティングを学ぶべきなのか。その最大の理由は、

 この世界において最もレバレッジをかけられるスキル

だからです。


倒産原因の73%は
販売不振

2019年の中小企業庁による原因別倒産状況のデータを見ると、73%の企業が販売不振で倒産原因であることがわかります。また、データには出てこない廃業した企業の多くも販売不振が原因だと考えられ、商品力以上に「売る力」が成否を分ける時代になりました。


事業がうまくいかなくなったとき、ほとんどの事業主は商品開発を見直そうと躍起です。しかし、実際は売り方やマーケティング力に問題があることの方が多くあります。

ただ、小さい頃からセールスへのイメージが悪い日本では、売ることへの抵抗感があることから、売ることではなく商品の質を見直したり、新しい”企画”で勝負し直そうとする事業主が多いのも事実。そのため、商品を売ってくれるコピーライターの存在はますます価値が高まってくことが予想されます。


コピーライターになるために
必要な資質は?


では、実際にコピーライター(または、コピーライティングスキルをマスターする)には、どんな資質が必要なのでしょうか?

コピーライターという職業は、基本的に”自宅”や”カフェ”などで仕事することが多いため、いひとりの時間を楽しめる人ということが挙げられます。

そのほかに、コピーライター=Reader、Researcherと言われることもあり、本を読むことが好きな人、様々な情報を収集、選別、編集することが好きな人に向いています。

コピーライティングは現代のコミュニケーション術といっても過言ではないため、たくさんの本を読み、文章で人の心を惹きつけるスキルへの価値は、今後さらに高まってくることが予想されます。


説得の方程式


コピーライティングは”文章術”とは違います。文章術はどちらかと言えば、自分が普段考えていることをどうつぶやくかに重点が置かれるのに対して、コピーライティングは人に何らかの変化や行動をしてもらうために書く言葉のことを指しています。

世の中につまらないと感じる文章が多いのは、常に自分中心で書かれたものが多いから。書きたいことを書き続けている限り、共感されいいねの数は増える可能性はありますが、人の行動を変容させるような文章を書くことは難しいでしょう。

人を動かすコピーライティングには、「型」が存在しています。
伝説のコピーライターだったゲイリー・ベンシベンガは、説得の方程式として

Problem + Promise + Proof +  Proposition = Persuasion

Gary Bencivenga

見込み客が抱えている問題、欲求、願望から始まり、その問題を解決し、欲求を満たすことを約束する。さらにその問題を解決できることを、信憑性のある方法で証明しながら、今すぐ行動を起こすための魅力的な提案をすること。その4つを組み合わせることで説得力が生まれるのだそうです。

 

インターネット上だけに限らず、オフラインの広告であってもこの「型」を意識して文章を書いている人はほとんどいません。世の中に出ている文章術に関する書籍やノウハウとは全く違うことがご理解いただけると思います。


どんなにSNSが発達しても
伝えるチカラがなければ始まらない


多くの事業主は、新しいツールばかり追いかけ、(ブログ、LINE、Facebook にTwitterに始まり、最近ではYoutube、InstagramやTiktokまで) 毎日新しいコンテンツを配信することに時間をかけ続けなければいけない状況に陥っています。

 

一方、コピーライティングに長けている会社や事業主は、紙とペンを手に取り、ひとり部屋にこもって1枚のセールスレターを書くことに時間を費やすことで、最小の労力で最大の結果を残す仕組みを作っています。

 

あなたがもし、飲食店を経営していて、たくさんの常連さんが既にいるなら、能書きを垂れず、「料理の美味しさだけ」で十分勝負できるかもしれません。

しかし、それ以外のビジネス、特に何らかの形でインターネットを使って集客したり、売上を上げたりする事業(全業種の90%以上)であれば、能書きを垂れなければ(言葉で伝えなければ)仕事にはならないはずです。

ジョブズは生前・・・

いくら素晴らしいものをつくっても、伝えなければ「ない」のと同じである

Steve Jobs

と、語っていました。

世の中がDX化されるようになればなるほど、自分自身の想いや商品やサービスの魅力を”言語化”して伝えきる力がなければ、どんなに素晴らしい商品やサービスを開発しても意味がないのです。

にもかかわらず、いまだに最新のツール(言葉を伝えるための”箱”)ばかりに目移りして、箱の中身=伝える言葉に無関心な事業主が多いように思います。


大変で面倒なことは
誰も学ばない


結局、最終的に生き着く先は、相手に伝える言葉の力 ”コピーライティング”であり、デジタル化が進めば進むほど求められるスキルだということになるはずなのですが、いまだにどの企業も事業主もコピーライティングに関心を寄せてはいません。

その最大の理由は、脳みそに汗をかいて、顧客のことをリサーチし、相手に届く言葉を紡ぎだす作業が大変だし面倒くさいから。そんな思いをするくらいなら、最新のSNSに写真+ひと言をアップする方が簡単ですし、時間もかけなくてすみます。

しかし、毎日更新する作業は精神的にも大変ですし、集客や売上アップにも膨大な労力が必要となるため、結果的に遠回りすることになります。


コピーライターになるための
ファーストステップ


では、コピーライティングを学ぶには何から始めればいいのでしょうか。

多くのミリオネアを輩出し、グルの中のグルと呼ばれていたダン・ケネディーは、コピーライティングをマスターするために必要な要素は2つ。「人間心理」と「優れたサンプル」(スワイプファイル)であると断言しています。

なぜなら・・・

人は感情でモノを買い、のちに理屈で正当化する

から。

そのため、コピーライターになるための最初のステップは、優れたサンプルを収集し、書き写すこと。書き写しことで、どんな心理トリガーが隠されているのか、文章の間や構成を徹底的に体に沁み込ませることができます。

不安、恐怖、嫉妬、恥、怒り、そして好奇心など・・・人はどういう言葉に対して感情を動かし、行動へと変化するのか。そして過去、大きな成果が得られた広告には感情を動かすためにどのような言葉を使っていたのかという事例をストックし、理解することが大切なのですです。


優れたサンプル例
英語でこんな間違いをしていませんか?

Max Sackheim氏によるこの広告のヘッドラインは、広告史上最も効果的なヘッドラインであると多くの人が考えています。魅力的なのは、この見出しを読んだ後、私たちの中にある好奇心が、自分が「こんな間違い」を犯していないかどうかを知りたくなる点です。

 人間は間違いを犯すことを嫌います。それは恥ずかしさや劣等感を引き起こすからです。もし、この広告がポジティブな内容で、英会話のコツを暗示していたら、これほど魅力的なものはないでしょう。


コピーライティングは
食いっぱくれることのない
一生モノのスキル


コピーライティングというスキルは特殊能力ではありません。自力で獲得できるのうりょくであり、誰もが学び実践すれば着実に成果につながっていく能力です。そして、その能力は誰かに奪われることも失うこともありません。

たとえ、目の前が焼け野原になったとしても、紙とペンだけで生き抜くことができる技術、それがコピーライティングであり、すべての土台となるスキルです。

海外のコピーライターの中には、コピーライティングの技術を体得することは、人生のワイルドカードであるという人もいます。年齢や性別、学歴や職業に関係なく、いつから始めても遅くはないし、どんなに苦しい日々を過ごしていたとしても、一発逆転満塁ホームランを打てるだけの可能性を秘めているのがコピーライティングだからです。

最も高い投資は、他人から絶対奪われることのない自己投資しかない

ユダヤの教え

写真や動画が全盛期の今、100年以上の歴史があり、レバレッジを最も欠けやすいコピーライティングを伝説のコピーライターからエッセンスを学び、スキルに変えてみませんか?


PS:

世の中には良い商品・サービスなのに、お客様に知られていない 売れていないものがたくさんあります。コピーライティングの技術を習得したら、ぜひ今度はあなたがコピーライティングの存在や優れたサンプルの存在を教えてあげてください。


PS2:

現在、コピーライティングをセミナーやワークショップ、書籍やコンサルティングを通して広げてくれるする「ひとり出版社」の立ち上げメンバー募集中です。

2年ぶりの大幅アップデート
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