2021/11/15

いまさら聞けないオウンドメディアってなに?

 

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アントレプランナー通信 代表。 夢をカタチにしたいという人たちを応援するため 英語圏の情報を中心に、アイデアなどを提供しています。

最近、大手企業だけでなく、中小企業の間でも”オウンドメディア”を作ろうという動きが加速しています。では、そもそもオウンドメディアとはホームページと何が違うのでしょうか?

オウンドメディアってなに?

オウンドメディア(Owned Media)とは、Owned:自分が所有する Media:メディア という意味で、主に、企業や事業主が運営するウェブマガジン(デジタルマガジン)のことを指します。

ホームページやブログは、オウンドメディアのひとつです。

トリプルメディアってなに?

トリプルメディアとは、見込み客にメッセージを届けるためのメディアを3つの種類に分類したものの名称。

その3つとは、オウンドメディア(Owned Media)、ペイドメディア(Paid Media)、アーンドメディア(Earned Media)を指し、

オウンドメディアは自社で所有するメディア、ペイドメディアはお金を”支払って” つまりは広告を払うメディア、アーンドメディアは信用は評価を獲得するための拡散型メディア(=主にSNS)です。

なぜ、いま、オウンドメディアが注目されているのか?

その理由は主に3つ。

1.広告費の高騰

インターネットへの広告出稿は年々増加の一途をたどり、広告費も高騰しています。

これまで大手企業は、主に”マス広告”(テレビなど)に広告を打ち大きな成果を上げてきましたが、スマートフォンの登場でテレビを見ず、Youtubeなどのネット上のメディアを視聴する人が増えたことで、広告を出しても売上につながらないという結果に。

そこで大手企業が目を付けたのがネット広告なのですが、どんなビジネスでも”資本”をより多く持っている企業が参入すれば、その市場の広告費は上がり、資本が少ない中小零細企業は撤退せざるを得なくなってしまっています。

2.広告に対するイメージの悪化

アドブロックのようなアプリが登場するほど、ユーザーが広告に対するイメージの悪化 それに伴う対策をユーザー自身がし始めていること。

数年前であれば、PPC広告を出稿して、Googleの上位に表示される広告をクリックするパーセンテージも高い状況を保てていましたが、現在は、あえてクリックしないように気を付けるユーザーが増え、クリック率は1%を切り始めています。

3.リアルとトレンド重視のユーザーの増加

多くのユーザーが広告を嫌うのは昔からではありますが、これほどまでに嫌うようになったのは”リアル”に欠けるからというのが主な理由です。

若い世代がInstagramを使う理由は、作らていないリアルな写真がそこにあるからであり、トレンドをその瞬間知ることができるためです。

以上のことから、ユーザーに求められているものは、質の高いオリジナルコンテンツを独自(自社)で配信できるオウンドメディア(Owned Media)に注目が集まっているというわけです。

オウンドメディアを構築するメリット

では、御社でもオウンドメディアを作成するべきでしょうか?

答えはもちろんYES。オウンドメディアを構築するメリットは・・・

1.広告に依存しないプランが立てられる

多くの企業では、広告を主体とした集客プランを立てているはずです。特に地方の飲食店やサロンは、ホットペッパーなどを利用して集客しているかもしれませんね。

もしも、オウンドメディアを構築できれば、検索エンジンやSNSからのシェアを利用することで、今と同じような広告を掛けずとも、毎月安定して新規顧客獲得ができるようになります。

2.顧客ロイヤリティーが上がる

広告は強制的にあなたのことを知ってもらう方法に対して、オウンドメディアは、ユーザー目線のコンテンツを提供し続けることで、あなたの商品やサービスに興味がある人が相手本位でアクセスしてくれます。

相手本位で必然的にアクセスしてくれるということは、見込み客や顧客とのエンゲージメントも高まり、既に自社で行っている事業を相手は理解しテイル状態でもあるため、セールス不要で商品やサービスを購入してくれる可能性もかなり高まります。

3.資産を形成できる

ユーザーに役立つコンテンツがアップされているオウンドメディア(Owned Media)は、広告費の削減だけでなく、SEO効果も高く、見込み客数や顧客数が増えることで、間違いなくあなたの資産になります。

もしも、今の事業を止めることになったとしても、サイトM&Aなどで売却やレンタルすることも可能。まさに、ウェブ上の不動産になるわけですね。

4.効果測定がしやすい

広告の効果測定を自社で行おうとすると、専門のマーケッターを雇う必要がある場合がほとんどです。

それだけ測定は難しいものですが、オウンドメディア(Owned Media)はGoogleアナリティクスなどの無料・有料ツールを活用することで、すべて測定できるようになります。

5.独自ポジションを確立できる

ユーザーに役立つ情報を定期的に配信し続けることにより、同業者との差別化はもちろん、地域に関係なく顧客を獲得できるようになります。

御社じゃなければいけないファンが増えることで、独自のポジショニングを確立できるように。

6.価格競争に巻き込まれなくなる

独自のポジションを確立できるということは、価格競争に巻き込まれる心配もなくなります。

7.拡散されやすくなる

役立つコンテンツをアップしていると、当然、シェアされる確率も高くなります。

ユーザーからのシェアだけでなく、大手キュレーションサイトにピックアップされ紹介されることも。

オウンドメディア構築のデメリットは?

デメリットは、効果が出るまでに一定の期間が必要になるということです。

運命的な出会いだったとしても、信頼関係を築くためにはある程度の時間が必要ですよね。

オウンドメディアも恋愛と同じように、一定期間以上のコンテンツ更新と成果が上がるまでのPDCAを繰り返して信頼を得ること。

今日からオウンドメディア構築をはじめよう

ホームページを何十万円かけて外注しても集客できていない。ランディングページを作っても、リードが集まらないなら、今日からオウンドメディアの構築を始めることをおススメします。

無料のブログサービスを使うのではなく、独自ドメインとサーバー WordPressのインストール(全部合わせても月に1000円程度の経費のみ)で将来大きな売り上げを上げる巨大メディアを自社で保有できるのですから。

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