物語を語れ:認知されるための広報の知識
ビジネスにおいて、世の中での認知度が上がることは、強力で影響力のあるマーケティングです。しかし、それは、プレスリリースを打ったからと言って、うまくいく訳ではありません。
より多くの人に知ってもらうには、物語を語ること、そして、広くシェアされやすい内容である必要があります。
今回は、ASDA’A Burson-Marsteller CEOで広報・広告のエキスパートであるSunil John氏がシェアする、ビジネスのPRで押させておくべきポイントを紹介します。
広報の基本知識を理解する
全財産が$1(100円)だとしても、私はその全てをPRに使うだろう。ービル・ゲイツ
広報・広告というのは、プレスリリースを打てばOK、というものではありません。私たちが自分の体をコントロールするのと同じように、PRも意図的に行う必要があります。
それができてこそ、あなたの物語が、既存顧客や潜在顧客に届き、広報・広告としての役割が果たされるのです。
物語を作る
潜在顧客にアピールすることはもちろん、印象を残すことができる方法が、物語を語ること、です。特に、
- 動機・きっかけは?
- どんな困難があったのか?
- どんな挑戦をしてきたのか?
- 何を得られたのか?
- ユーザーにどんな未来をもたらすのか?
とことが書かれていると、より効果的な物語になります。
オウンドメディアにフォーカスする
アナログかデジタルか?ブログがポッドキャストか?SNSか自社サイトか?
重要なのは、どのメディアで物語を発信していくか?です。
その上で、どれか一つ選ぶとするならば、オウンドメディアを勧めます。長い目で見て、既存顧客や潜在顧客との関係構築や、彼らとコミュニケーションを取る際の費用対効果の高さなど、他プラットフォームでは得られない効果があります。
SNSを賢く使う
メッセージを簡単に発信できるプラットフォームであり、他の多くの企業・起業家が使っているからこそ、戦略的に活用していくことが必要です。
大切なのは、
- 見込み客一人一人にメッセージを届けるつもりで投稿すること
- ニュース性がある内容であること
- 直感・勢いの投稿はしないこと、です。
問題発生に備える
どうやってビジネスを成功させるか?は、最需要ポイントではありません。大切なのは、常に、危機に備える雰囲気を作り上げていくことです。問題が発生した場合の対応をまとめたものを作成しておき、いざという時に実践できるように、常日頃用意しておくことです。
参考記事:https://www.entrepreneur.com/article/244219
from Sunil John
ASDA’A Burson-Marsteller のCEOであり、20年以上に渡り中東の広報ビジネスに携わっている、PRのエキスパート。
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